About ZINC.
ZINC.は、金属を溶かして細かい粒上にして素材の表面に吹き付ける「溶射」を得意としています。
「溶射」は、紙や木材、ブロックなど、球体などの複雑な形や広い範囲まで、さまざまな素材に金属を噴き付けることができる技術です。
噴き付けた金属にさらに、地元高岡の伝統工芸・高岡銅器で培われた着色や研磨といった加工を施すことで、これまでにないデザインや造形を作り上げることができます。
ZINC.は溶射によってエクステリアや家具などの生活用品や生活雑貨のデザイン性や装飾性を高めることを通じて、より豊かなライフスタイルをご提案しています。
ZINC.とは「亜鉛」のこと。
亜鉛は、真鍮や鉄、金、銀、アルミニウム、錫など、多くの金属に含まれており、金属加工を考える上で欠かせない物質です。
亜鉛は他の金属と合わさることで、また別の金属へと変化します。
私たちZINC.は亜鉛のように、少量でもモノの性質を変えるほど大きな影響をもつ技術や製品を提案します。
高岡銅器で培われた金属加工技術とものづくりの精神に、新たな可能性の扉を開き、また、将来的には障害者の皆様の働く場を作り出し、地域に貢献していきたいと考えています。
会社概要
社名 | 株式会社ZINC. |
---|---|
代表取締役 | 三好申剛 |
所在地 | (本社)高岡市福岡町赤丸1015-13 |
電話番号 | Tel 0766-31-4424 mobile 090-7588-1231 |
事業内容 | 金属塗装業 |
Thermal Spraying
溶射では、以下のような希望を叶えることが可能です。
- 摩耗や錆による腐食を防ぎたい
- 金型を保護するため、表面だけを硬く加工したい
- 金属の特性を活かすため異なる種類の金属を使用したい
これまでは、こうした課題の解決策としては、高温で溶かした亜鉛に製品を浸す「溶融亜鉛メッキ(別名・どぶづけメッキ)」が一般的でした。
しかし溶射には、さらに以下のような特徴があります。
- メッキ槽を使わないため、大小いずれのサイズでも、部分的な加工でも可能
- さまざまな材質に加工が可能
- 製品への熱影響が少なく、製品のゆがみやスパッタ(微粒子の飛散)などがないため、後行程がない
- 表面仕上げの金属を変えるだけで、全てを鋳物にする必要がないため、重量を軽くできる
- 水抜の穴が不要
- 大型、少ロット、短納期への対応が可能
そこで、溶射は今、亜鉛メッキに代わる技術としても、注目されています。
溶射は産業機械や船舶などに100年以上前から導入されており、その耐久性は既に証明されています。
私たちZINC.は、それぞれの金属の特徴を活かすことで、防食、耐熱、導電、絶縁、抗菌といった機能的な価値と、溶射ならではの形状や素材、風合いを生かした装飾的な価値をご提供します。