Thermal Spraying
溶射では、以下のような希望を叶えることが可能です。
- 摩耗や錆による腐食を防ぎたい
- 金型を保護するため、表面だけを硬く加工したい
- 金属の特性を活かすため異なる種類の金属を使用したい
これまでは、こうした課題の解決策としては、高温で溶かした亜鉛に製品を浸す「溶融亜鉛メッキ(別名・どぶづけメッキ)」が一般的でした。
しかし溶射には、さらに以下のような特徴があります。
- メッキ槽を使わないため、大小いずれのサイズでも、部分的な加工でも可能
- さまざまな材質に加工が可能
- 製品への熱影響が少なく、製品のゆがみやスパッタ(微粒子の飛散)などがないため、後行程がない
- 表面仕上げの金属を変えるだけで、全てを鋳物にする必要がないため、重量を軽くできる
- 水抜の穴が不要
- 大型、少ロット、短納期への対応が可能
そこで、溶射は今、亜鉛メッキに代わる技術としても、注目されています。
溶射は産業機械や船舶などに100年以上前から導入されており、その耐久性は既に証明されています。
私たちZINC.は、それぞれの金属の特徴を活かすことで、防食、耐熱、導電、絶縁、抗菌といった機能的な価値と、溶射ならではの形状や素材、風合いを生かした装飾的な価値をご提供します。
